三日坊主の乗り越え方

三日坊主をごきげんに乗り越えよう

アーユルヴェーダ的三日坊主の乗り越え方

昨日ブログで、三日坊主について書いたあと、インスタを見ていると「三日坊主の乗り越え方」というリールが流れてきた。アーユルヴェーダの方の投稿で、三日坊主になってしまう人の特徴が挙げられていた。アーユルヴェーダによると三日坊主になってしまう人は、早く結果を出したいがあまり、急ぎすぎているらしい。新しいことを始めるにしても、人間は徐々に物事に慣れるようにできているから、少しづつ始める方がいいとのことだ。

急にフルマラソン走るのは難しい

ランニングと一緒である。急にフルマラソンは走れない。最初は10分ゆっくり走ってみる。そして徐々に長く走ってみる。体が慣れてきたら、早く走ろうと思わなくても、最初よりは早く、そして長く走れるようになる。突然フルマラソンを走れば、きっと走り切ることができない。走り切れたとしても、どこか痛めてそれより長くは走れないだろう。仮に走りきって、ピンピンしている人がいるのなら、それは才能である。その道を迷いなく行くべきだ。

全てを抱えたまま走れるのか

マラソンに限らず他の物事も一緒で、突然完璧を求めて始めると、息切れを起こすようにできてるんだなあと思った。確かに、私は急ぎすぎていた。こんな雑記ブログを1記事書くのだって、30分から1時間は必要だ。すでに私の1日は他のやりたいことで埋まっているわけで、そこから30分捻出するのは案外難易度が高いものだ。何かを始めるには何かをやめる必要だってあるかもしれない。私は全てを抱えたまま、毎日を走ろうとしている。そんなにたくさん抱えてどこへ行くのか。

三日坊主になりがちな私の悪い癖

歳をとって分かったこと

何かを始めるとき、私はいつも急いでゴールまで向かおうとする。これは悪い癖なのかもしれない。若い頃はそれでよかった。ふわふわのスポンジのように柔らかい頭と、有り余るバイタリティがあったから。けれどもう私の脳みそは、6歳児のようにふわふわではないし、夕方のチャイムがなっても遊び足りないなんてこともないーー。だから、もっとゆっくり、徐々にゴールまで向かうということが大事になってきているのかもしれない。というか、その大事さが分かってきた。

冷たい石の上にいるもどかしさ

今までの私はその悪い癖のせいで、すぐできないと、イライラしたり、諦めたりすることも多かった。私はなんでこんなにもできないの!と石の上に三年いた人を眺めては、自分の出来の悪さに苛立つ。あれは若さゆえのもどかしさだったのか。石の上の人だって、工夫して楽しみながら3年続けたのだ。三年の中に私と同じような苛立ちがあったかもしれないけれど、それをうまく乗り越えた人だ。

石の上にも三年を目指して

石の上にも三年の本当の意味

石の上にも三年。これは三年耐えろという意味だけではないかもしれない。時間をかければ石も温かくなる。それと同じように少しづつゆっくり時間をかけて進んでみましょう、三年かけて1つのステップを踏んでいきましょうという意味なのかもしれないな。焦ったって、石はすぐあったまらない。それなのに私は、いつも早くできるようになりたいがあまり焦って過程を楽しめないことがある。もはやいつもそうだから焦っている自覚がなかったけれど、これを人は焦りと呼ぶのか。石がすぐあったまらないことには理由があるのに、それを無視して焦っていても疲れるだけだ。だから三年かけてやるくらいの余裕を心にもち、過程を楽しんだ方がいい

石の上に三年いられない、「最近の子」たち

石の上にも三年という言葉で思い出した。先日カフェで40歳前後の3人の女性たちが「最近の子達はすぐやめるから〜」「石の上にも三年って言うのに、三年ももたないのよ」と話すのが聞こえてきた。あなたたちの横にいる私は、その最近の子です。二年足らずで会社をやめました。と心の中で思った。どこで誰が聞いているかわからないものだ。私が思うに、どんなに工夫しても面白くできなかったら、その三年が苦しいものになってしまうのなら、時間をかける必要はないと思う。退屈すぎて、三年が十年にも感じるようだったら、それはもう三年経ったようなものだ。潔くやめて新しい道を探した方がいいと思う。けれど自分がやりたいと少しでも思っていることなら、ゆっくり進んでいけばいい。楽しく過ごしていたら、思ったより石があったまるまで早いかもしれない。石の上にも三年は、体感三年でもいいと私は思う。

ごきげんな三年を目指して

少しづつ進んでいこう

毎日更新を掲げていたけれど、毎日更新は無理のない範囲で行うことにする。けれど、毎日PCを開くぐらいは習慣付けられたらいい。そしたらきっとブログを開いて書きたくなるだろうから。私にはまだまだ書きたいことがたくさんある。今日でひとまず三日坊主は乗り越えられたということだ。石の上にも三年の記念すべき第一歩である。

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